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2014年5月9日金曜日

Be.Cloud通信をはじめました
~クラウドって一体なんなんだ?(1/2)~


初めましてBe.Cloud通信の戌亥です。

本日からBe.Cloud通信を始めました。
Be.Cloud通信はクラウドは難しいなあと考えている方々にできるだけやさしくクラウドについて発信をするサイトです。「ここわかりにくいぞ!」とか「もっとわかりやすく説明してくれよ!」ということがございましたら、ご遠慮なくコメントにいれてください。

さて、第一回目は「クラウドって一体なんなんだ!」という話をさせていただきます。あまり片苦しくならないように、体系的な説明ではなく、他の業界やビジネスとの対比で話をしたいと思っています。

◯ ユーティリティコンピューティング
クラウドはよくユーティリティコンピューティングと言われています。
英和辞典で”Utility”を調べてみると「(ガス・電気・水道などの)公益事業」と書かれていますよね。

「えっ、公益事業でないとクラウドとは言わないの?」と早まらないでください。

反応するのはそちらではないです。「ガス・電気・水道」の方がポイントなんです。そう、ユーティリティとはガス・電気・水道を総称して言う言葉なんです。

これじゃあまだわかりにくいですよね。
そのユーティリティとクラウドってどういう関係があるんでしょうか?
みなさんは電気を利用する時に、電力会社に電話して、

「これから電気を使いますのでよろしく!」

とは言わないですよね。もちろん、ガスや水道も同じです。
そんなことを言わなくても、コンセントに電気製品をつないで、スイッチを入れればいつでも使えるわけです。
そして、使っただけ電気代を払えばいいんですよね。もしも、今月少し使いすぎだなあと思えば、節約します。なるべく電気代を使わないようにして、生活をしますよね。

クラウドはこの便利さと比較してユーティリティコンピューティングと呼んでいるんですが、時々従量課金(使っただけの請求受ける方法)を嫌がるシステム部門の方がいます。何故なら予算が組めないからということです。企業でも電気代は従量課金で支払っています。

実際には従量課金の方がコストを最小に押さえられるのですが、今までのITの商習慣からすると多くの請求がくるのではと考えてしまいます。
これはクラウドがまだまだ認知されてない証拠ですね。早くクラウドが認知されて、今月のクラウド代は?とか、今月は少し節約出来たねとか、言われるようにしたいですね。

◯ 所有から利用へ
じゃあ、今までのITはどうだったの?という疑問がのこります。ガス・電気・水道は今や当たり前に使われているので、始めっからITもそうだったらよかったんじゃないの?なんて考えますよね。
それを考える為、水道がない時代はどうしてたんだろうと考えてみましょう。

水道が無い時代は井戸を掘っていましたよね。井戸は自分の家の庭に掘って、自然のろ過能力できれいになった水をくみ上げて利用していました。
しかし、井戸を掘るのは大変です。水脈に到達するとは限りません
まあ、日本は水の豊富な国なので、適当にほってもどこかで水がでてくるかもしれませんが、水の少ない国に行くとそれ自体がリスクとなります。

ということで、何軒かあつまって、共同で井戸を作る方が効率的だし、コストが安くなりますし、リスク分散もできます。しかし、それでも自然のろ過能力にたよらなければならないし、また、水脈の大きさが、供給の大きさとなります。
テクノロジーが発達した今では、川から引いた水をきれいにする仕組みをつくって、大量の水道水を作って、各家庭に送った方が効率的です。

ということで、市町村で水道事業が始まったんだと思います。

井戸は個人で作るにしても、何軒か集まって作るにしても、作る費用は全て自分たちで出さなければなりません。
もちろんその土地も所有しますね。つまり、井戸はだれが所有することになります。

市町村でもっている水道は市町村が作ってくれますので、個人が所有しているわけではありません。個人は水道代を払って利用をしているだけです。

従来のITは自分の土地に井戸を掘って、その井戸水を利用しているようなものです。自分たちで所有して運用もしなければなりません。

クラウドは蛇口をひねればみずが出て来て利用した分だけ水道局から請求がくるというそういう仕組みと同じです。

クラウドが「所有から利用へ」とよく言われますが、利用者にとって必要なのは「飲める水」であり、井戸やろ過装置ではありませんよね。

このように、クラウドの本質はハードウェアからソフトウェアまでの様々なコンピュータリソースを所有することから利用するという形態に変革をしていくことだと思います。これにより「利用者」はそれを使って何をするのか?というところに専念ができるようになります。

次回はもう少しクラウドのメリット・デメリットのところを話しましょう。

~続く~

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