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2014年9月29日月曜日

IoTとクラウドで日本の製造業の逆襲が始まる

Be.Cloud通信戌亥です。

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さて、ビッグデータの話をしましょう。ビッグデータって一体なんでしょうか?「その名の通り、大きなデータです」という回答をされる方が多いと思います。

勿論間違いではありませんが、よくビッグデータの専門家が

「数値データだけではなく、様々な型式のデータを一緒に分析すること、がビッグデータなんです。例えばソーシャルネットワークでつぶやかれている商品の評判とPOSデータの関連性を分析してみるとか」

はい、これも立派なビッグデータですね。

「いや、過去のデータを分析して傾向を見ても何の役にも立ちません。未来を予測するのがビッグデータです。例えば、車の様々なセンサーデータを集めて、もうすぐこの部分が故障する可能性があるので、その部品を交換しましょう。いわゆる、予知保守と呼ばれるものです。これがビッグでーたです。」

これも正しいと思います。

いろんな、ビッグデータがあります。しかし、これらのものは全て、データありきのものです。今あるデータを使って、どんなことができるか?というアプローチです。もちろんこのアプローチも重要ですが、実は、データ分析で一番難しいのは、データを作り出すことなんです。「こういう分析をしたい」と思っても、データが揃っていないケースが結構あります。

たとえば、購買分析をするときに、POSデータを利用しますが、年齢とか性別とかが入ってないとあまりいい分析がで出来ないことがありますよね。そこでそういう属性をとる為に、POSレジを使う人が入力するのですが、これは人間に頼ったデータ収集方法となります。これだと大変なので、XYZカードというのを発行します。カード保有者に特別にX%のディスカウントを提供すれば、カードを利用してくれるため、どういう属性の人が何をかったかがPOSに記録されます。ディスカウントをしてもデータを収集する価値があるというわけですね。消費者はある意味、データを提供する代わりにディスカウントを手に入れるわけです。

しかし、もっといい方法があります。それは、ハードウェアを利用することです。日本は電子立国と呼ばれた時代があります。小さな、ハードウェアを作るのはお手の物です。この技術を使えば様々なハードウェアを作れます。そして、このハードウェアで作り出したデータを活用すればいいのです。

「じゃあ、もっと日本からビッグデータの話が出てきてもおかしくないじゃないか」

その通りだと思います。しかし、ハードウェアデバイスだけではダメです。それがインターネットを通してクラウドに繋がってないとダメなんです。いわゆるIoT(Internet of Things)です。

Googleが1月にNestという会社を3000億もの金額で買収しました。サーモスタットをIoTとした会社です。

GIZMODのグーグルがスマート実現企業「Nest」を買収を参考にしてみてください。

おわかりの様に、この様なサーモスタットは日本の製造業であれば簡単に作れます。一番重要なのは、そのハードウェアをIoT化することです。いろんなハードウェアをIoT化して、様々なデータを作り出せば、ビッグデータはもっと活用されます。つまり、グーグルが3000億もの資金をつかって買収したのはIoT化されたサーモスタットなわけです。

先ほどの購買分析に戻りますと、POSレジに小さなカメラをつけて、POSレジをIoT化し、そのカメラ映像を瞬時にクラウドに送り、年齢と性別を判断する仕組みを作ればどうでしょうか?もしかして、年齢や性別だけではなく、色の好みや持ち物なども分析できるかもしれません。スマートフォンのケースを持っていないと判断したら、好みそうな色とともにスマートフォンのケースを提案するような広告をリアルタイムにPOSレジの液晶に出す事もできます。勿論、これはジャストアイデアです。ビジネス化しようと思うと、個人情報の問題や、どこでそのハードウェアとクラウドの開発工数を回収するかという問題が残ります。こういうことも考えて、IoT化する必要があります。

しかし、こんなことを考えると、今、日本の製造業は大きなチャンスを向かえており、活躍の場所があちらこちらにあるのではと感じます。

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