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2014年10月6日月曜日

クラウドは単なるリホスティングで考えるべきではない

Be.Cloud通信戌亥です。

姉妹ブログのinfoScoop開発者ブログは9月の月間訪問者が11,195となりました。皆さんからご愛顧をいただいております。大変ありがとうございます。

さて、その9月のデータを少し分析してみました。そこから、クラウドの本質を見てみましょう。

11,195の訪問者の利用ブラウザが次のようになりました。

 Chrome 6,250
 Firefox 2,116
 IE 1,435
 Safari 1,045

もちろん、技術者がターゲットのブログですので、一般の方と少し違う結果となると思いますが、全体の55.8%がChromeブラウザとなっており、2位のFirefoxの18.9%や3位のIEの12.8%と大きく水を開けております。

Chromeブラウザは何が違うのでしょうか?「It's so Cool!」確かに、FirefoxやIEに比べてCoolであると思います。「Leading Edge Technology」もちろん、HTML5やWebRTCといった、最新テクノロジーのキャッチアップも一番進んでいます。多分そういうところもあるかと思いますが、私はバージョンアップの方式に注目してみたいと思います。

「お使いのIEのバージョンは?」と聞きますと、皆さんすぐにバージョン8です、とかバージョン9ですとか言えますよね。しかし、「Chromeのバージョンは?」と聞かれて、バージョン番号を言える人はほとんどいないと思います。今、Chromeブラウザはデフォルトでは自動更新となっており、バージョンは常に新しいものになっています。時々、今まで見えていたサイトが見れなくなったりとかしますが、その時は、バージョンアップを疑いましょう。これはクラウドのサービスが常に新しくなるのと同じで、Chromeブラウザもその様になっています。Chromeブラウザはクラウドサービスそのものであると言っても過言ではないと思います。常に新しい状態を維持することがクラウドの本質です。

メリットは

 1. 常に新しくすることで、セキュリティが保たれる 
 2. 最新のテクノロジーが使えるため、利用者は新しいテクノロジーの恩恵を受けたサービスが利用できる
 3. VUPの苦労から解放される

でしょうか。

デメリットは

 自社で管理しているオンプレミスのシステムが動かなくなる可能性がある。

だと思います。これは、ごく稀ですが、その可能性は排除できません。このため、企業内のシステム部門からは、Chromeブラウザを敬遠する声が出ています。しかし、クラウドはそういうものだと解釈する必要があります。クラウドとは、単なるリホスティングではなく、システムをクラウドに持っていくことで、常に改善をするシステムを作ることてあると思います。

IE6問題で苦労をされたシステム部門の方は多いと思います。IE6とそれ以降のバージョンの互換性があまりにも乏しく、IE7やIE8にバージョンアップする作業が大きくなりました。つまり、「クラウドテクノロジーの川を渡る5つのポイント」のクラウドスタイル#3で説明した、「バッチサイズ」が大きすぎるから、このようなことが発生します。Chromeブラウザはある意味、バッチサイズを小さくしてバージョンアップをしています。したがって、バージョンは意識しなくていいぐらい、古いバージョンとの互換性問題が少ないとも言えるでしょう。

このことから、オンプレミスからクラウドへのシステムの移行は単なるリホスティングではなく、クラウドスタイルのシステム運用をすることでもある、と考えるべきだと思います。

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