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2014年12月25日木曜日

AWSの新リザーブドインスタンスの課金体系を整理した

 年末ということでいろいろ業務を整理中の熊谷です。
 弊社内でもAWSを利用しているのですが、来年度のクラウド利用計画を立てるに当たり、先日改定された新しい体系のリザーブドインスタンス(予約金支払いによる長期利用割引オプション)がいまいちわかりにくかったので、整理してみた結果を紹介します。
(※価格等についてはいずれも2014/12/20地点の情報です)

 以下のURLにあるAWSの価格テーブルを見ると、例えばLinuxのt2.microのリザーブドインスタンスは以下の表の通りになると説明されています。
http://aws.amazon.com/jp/ec2/purchasing-options/reserved-instances/

(Linux t2.microの場合、1 年間)
購入オプション 前払い Monthly 実質的
時間単価
オンデマンドと
比較した費用節減
オンデマンド
(毎時)
前払いなし $0 $10.95 $0.0150 25% $0.020 /1 時間
Partial Upfront $85 $3.65 $0.0147 27%
All Upfront $126 $0.00 $0.0144 28%

 新しいリザーブドインスタンスは「前払いなし、Partial Upfront(一部前払い)、All Upfront(全部前払い)の3パターン」とされていますが、上記の内容を見るとMonthly(月額使用料)と併記して「実質的時間単価」というものがあり、「月額で課金するようになるの?」「『実質』時間単価って何?」などいくつか疑問が出てきます。
 という訳で実際にリザーブドインスタンスの購入手続きで出てくる価格テーブルを出してみて確認したところ、新しいリザーブドインスタンスは以下のような課金体系であることがわかりました。

(Linux t2.microの場合、1 年間)
購入オプション 前払い 時間単価 オンデマンド
(毎時)
前払いなし $0 $0.015 /1 時間 $0.020 /1 時間
Partial Upfront $85 $0.005 /1 時間
All Upfront $126 $0.00 /1 時間

 赤字にした部分が今の価格テーブルでわかりにくかったところ。即ち実際の課金は「前払い」と「時間単価」の2本立てで、Partial Upfront(一部前払い)の「実質的時間単価」は前払い分も含めて時間単価に換算した結果なので、実際に課金される時間単価とは異なります。
 ちなみにPartial Upfront(一部前払い)の課金内容は、以前のHeavy Utilizationと同じ模様です。

 整理した結果、以下のようなテーブルを手元で用意した方が解りやすいので、これを元に来年の利用計画を作っています(以下はLinuxのみ)。
 ※AWSのリザーブドインスタンス購入手続きの中で価格テーブルが出ますので、実際のご利用の際にはこのテーブルで表示される金額をご確認ください。

インスタンスタイプ
Linux
オンデマンド
使用料
リザーブド使用料
前払いなし 一部前払い
(Partial Upfront)
全額前払い
(All Upfront)
時間単価 時間単価 前払金 時間単価 前払金
t2.micro $0.020 $0.015 $85 $0.005 $126
t2.small $0.040 $0.030 $170 $0.010 $252
t2.medium $0.080 $0.060 $340 $0.020 $504
m3.medium $0.101 $0.067 $244 $0.030 $496
m3.large $0.203 $0.134 $487 $0.061 $1,000
m3.xlarge $0.405 $0.268 $973 $0.123 $2,009
m3.2xlarge $0.810 $0.536 $1,948 $0.246 $4,020


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