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2015年2月24日火曜日

攻めのIT経営

Be.Cloud通信戌亥です。

CBA(クラウドビジネスアライアンス)のクラウドバレンタイン2015に参加してきました。
キーノートは経済産業省の柳田大介さんでした。

経済産業省はアベノミクス第3の矢の政策の一つとして、日本の稼ぐ力を取り戻すため「攻めのIT活用」を推進しています。

日本の「稼ぐ力」を取り戻す為の課題としては、企業の生産性が欧米に比べて低い点を上げておりました。特にサービス業をはじめとした、非製造業の生産性が低すぎるということです。情報化による経営革新を進めることで、グローバル・スタンダードの収益水準・生産性を達成していかなければならないということでした。

収益力と生産性を向上する為には、守りのIT投資から攻めのIT投資へと質の変換をしなければならないということです。「守りのIT投資」とは「ITによる業務効率化・コスト削減」です。日本ではIT投資の一番の目的として語られることです。一方で「攻めのIT投資」とは「製品やサービスの開発強化」「ビジネスモデル変革」です。クラウドを使った新規サービスの開発やビジネスモデル変革等はこちらに入ります。

柳田さんはまた、ユーザ企業とITサービス企業の技術者の比率を日米比較した現在の状況をあげていました。米国は全技術者のうち71.5%がユーザ企業で働いており、28.5%がITサービス企業にいますが、日本は24.8%がユーザ企業で75.2%がITサービス企業で働いております。この差が「攻めのIT投資」が進まない理由の一つとして上げておりました。

2015年5月には、東京証券取引所と一緒に調査をした、「攻めのIT経営銘柄」を発表するそうです。ITを事業貢献に利用しているのかどうかを上場企業3400社にアンケートを実施し、株主に対して見える化を推進するそうです。果たして、これが攻めのIT経営への変革の起爆剤となるのかどうか解りませんが、少し期待をして話をきいていました。

プレゼンテーションはこちら(CBAのサイト)で公開されております。

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