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2015年3月30日月曜日

任天堂はクラウドを上手に使いこなすことができるか?

家の近くの小学校の桜が五分咲きぐらいになっていました。もうすぐ新一年生が入ってきますね。たまには写真をアップしておきます。


さて、任天堂の動向が気になります。任天堂とDeNAが提携を発表した翌日、任天堂の株価が上がり市場の反応は上々のようでした。

何故任天堂に注目をしているかというと、任天堂はこれまで、アップルとよくにたビジネスモデルをやってきました。例えば、アップルのMacはOSもハードウェアも自分たちで提供しています。任天堂のゲーム機もハードウェアとその上のソフトウェアは任天堂が提供してきました。ハードウェアの製造方法もよくにており、自分たちで設計はするが、製造はすべてEMSでまかなうというやり方です。

よく言われている垂直統合モデルという点では一致をしています。垂直統合モデルと対照的に議論されるのは、水平分散モデルですが、AppleのMacと比較されるのが、Windowsです。WindowsはMSによって開発されていますが、ハードウェアはHP、DELL、Sony、東芝といったハードウェアメーカが組み立てています。ソフトウェアもMSはエコシステムを構築し、3rdベンダーが開発して提供をしてくれます。つまり、完全分業制となっているわけです。スマホもあるいみ、iPhoneとAndroidの違いは垂直統合モデルと水平分散モデルの対比で考えることが可能だと思います。

WindowsとMacのビジネスを比較すると、水平分散モデルの方がうまくいったようにに思えます。逆にiPhoneとAndroidを見れば、シェアはAndroidが確立しましたが、利益はiPhoneが圧倒的に高いので、現在のクラウドをベースとした環境では垂直統合モデルの方がうまく行く様に感じます。

さて、任天堂の話に戻りますが、アップルと任天堂は上記のように同じようなビジネススタイルをとってきましたが、アップルは圧倒的に収益力が高く、任天堂はご存知のように収益に苦しんでいます。

この違いはどこにあるのかというのが一番興味のある点です。これはあくまでも仮説ですが、従来型のビジネスの垂直統合モデルとクラウドが出現してからのモデルでは違いがあるのではと考えています。

元々はこの垂直統合モデルというのは製造スタイルの発想ですが、クラウド、特にソフトウェア的発想では、別の考え方をしなければならないと考えています。そういう意味では、垂直統合モデルv2.0というものがあるのではと思い、任天堂とDeNAの協業に注目しています。DeNAが任天堂に強力なクラウドのソフトウェア基盤を提供することになるかもしれません。

さて、これで任天堂は復活するのかどうかは、垂直統合モデルv2.0を確立できるかどうかにかかっているのではないでしょうか?



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