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2015年7月21日火曜日

Windows 10のアップデートをクラウドファーストで考えてみよう

ご無沙汰しています。Be.Cloud通信戌亥です。
しばらく、ブログから離れていました。

さて、今日はWindows 10について考えてみましょう。

Microsoftの公式のブログ "The Next Generation of Windows:Windows 10" ではWindows 10は次世代のWindowsであるとしています。つまりこれまでのWindowsとはまったく違う次元のWindowsにするということでしょう。

そして、其処此処で、その次世代のWindowsが勝手にアップデートされてしまいますと大騒ぎになっています。Windows 10、Windows updateが自動更新のみに(再起動日の指定は可能)


これまでのWindowsのアップデートのポリシーとまったく違う為利用者が混乱するのはわかりますが、クラウドファーストから考えると非常に論理的な考え方だと思います。

SaaS(Software As a Service)とオンプレミスの大きな相違点は、SaaSの場合はソフトウェアを簡単にアップデートできるという点にあります。しかも、SaaSの場合は1日に何十回というアップデートを行うことも可能です。これは多くの人はデメリットとしてみているかもしれませんが、私は大きなメリットとしてみています。我々、ソフトウェアメーカーとして見たときに、何百もの会社のバージョンがそれぞれ違うだけでも、そのサポートはかなり大変であります。そして、いいバージョンアップをしたつもりでも、それが顧客に届いていない現状を目の当たりにしています。Microsoftのように、何億というユーザがいる場合は、その労力は計り知れません。オンプレミスソフトウェアのアップデートには大きな課題があるわけです。

しかしながら、クラウドが発達して、ネットワーク越しにソフトウェアが利用できるようになると、その問題が一気に解決するわけです。数年前からMicrosoftもSaaSにはかなり力を入れ始めています。Office365をはじめとしたSaaSは、Googleに追いつき追い越す必要がある為に頻繁にアップデートが必要です。しかし、アップデートを繰り返せば繰り返すほど、Microsoftは利用者から避難を浴びます。それはクライアントのソフトウェアである、Internet Explorer(IE)のアップデートがされない為、突然利用できない機能が出てくるからです。企業の情報システム部ではIE 6問題に苦しんだことでしょう。アップデートをすると他のソフトウェアが動かいないが、アップデートしないと、クラウドのサービスで利用できなくなるからです。

MicrosoftはOSを自動アップデートすることで、この問題を解決しようとしているのだと思います。企業ユーザがクラウドファーストで物事を考える以上はこの問題は解決しなければならない問題だと思います。具体的には、自社のシステムもクラウドを利用して、DevOpsの環境を構築し、いつでもアプリケーションをバージョンアップできる環境を検討する必要があると思います。情報システムは常に企業のビジネスを支えるものでなくてはなりません。最近はSystem of Engagementとか、貢献するITとか、攻めのITとか呼ばれていますが、その為には激変するビジネスに対応できるITの環境が必要であることは言うまでもありません。顧客企業もサービスプロバイダとなる可能性も十分あります。そのときに、顧客企業に十分メリットがある機能をブラウザのバージョンが低いから更新できないとなれば、ビジネスチャンスを失うこともあるかもしれません。運用と開発はもっと協力をして、ビジネスに貢献できる柔軟性をもった情報システムを構築すべきであると思います。




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